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一生勉強を続けようと思っている1つの理由

それは、元・国会図書館館長、長尾先生の影響だ。

 

大学4年生のときに、筑波大学で図書館情報学系の集まりがあって、私はそこで発表をすることになっていた。

 

直前までテーマを決めれてなくて、つくばエクスプレスのなかでプレゼン資料は作った。

 

イベントの開始間近になって、主催者とスタッフの方が慌てていた。ゲストでいらっしゃった長尾先生が見つからないのだ。

 

その場にいる人間で、会場の近くを探した。程なくして見つかった。長尾先生は、図書館のなかにいらしゃった。

 

「え、長尾先生、なにされてたの?」と失礼ながら私がスタッフの方に聞くと、

 

「それが、その、勉強をされてました!!」。

 

長尾先生は、登壇までのわずかな時間を見つけて勉強をしていたのだ。

 

図書館情報学を学ぶ人間にとって、国会図書館館長は神に等しい存在と言っても過言ではない。

 

そんな方が、寸暇を惜しんでぎりぎりまで勉強をしていることに衝撃を受けた。このことが私がいまも勉強を続けている理由になっている。

 

人間は、一生勉強するのだとはっきりわかってしまった。

 

その後、イベントでの長尾先生のお話、学生との質疑応答のなかで、世の中にこんなに頭のよい方がいるのだという驚きと、鍛えあげるということは死ぬまで続くのだなという感覚が、いまも私のなかにある。

 

知性は、鍛えあげるものだ。それは、ずっと続くんだろう。