眠いときに書けること
いつも0時までに書いている。眠いときもある。
なにも思いつかない。そんなこともよく発生する。
あいうえお作文でもすればいいじゃないかと自分で書いていた。今日は、そんな気分でもない。時間がだらだらと過ぎていく。眠いから焦りもしない。
時間は止まっている感覚にならないのは、意外と言えば意外か。
夜の砂浜にひとり立っていて、快も不快もなく静かに砂の動きを眺めている感覚だ。暑くもない。寒くもない。死の予感もせず、砂に飽きたら遠くのなんにもなさそうな海の向こうでも見る。風がつよく吹くことなんてない。
時間を気にしなくなるのは、集中しているときだ。眠たくって、急いでもない夜には、時間が目に見えるようだ。雨も降りだした。ラジオからはMCの小さくてコケティッシュな声が聞こえる。
眠いときってそんな感じだ。小さいころから変わらないことだと思う。