「これで最後だから」というマインドセット

めんどくさいときは「人生でこれやるのも最後だからなあ」と考えることにしている。

 

同じ物事が起こることは、ありえない。生きているなかでのイベントに、それぞれIDを振ったら、確実に数字がずれる。似ていることを、まったく同一のものと捉えすぎなのだ。

 

人間の認識は、たしかに、いくつかの無秩序からパターンを見つけるようにできている。でも、だからといって何にでも既視感を覚えるのもおかしい。相手が人間であるなら、なおさらだ。

 

選択肢からひとつ大事なものを選ぶときも「これが最後の人生だったら、私はなににするだろう?」と考えている。

 

この思考法はちょっとふざけている。私の人生は、なにが起ころうと私にとって最後の人生だ。それでも、こう考えるほうが選びやすいのだから不思議としかいいようがない。

 

事前に、33回死んでようが、100万回死んでようが、私の人生はいつだってこれが最後である。

 

後悔なく生きたいものだ。

 

このブログの名前が"LASTWORDS"なのは「日記の最終更新は、遺書と一緒なんじゃないか?」という想いから来ている。

 

いちおう、「今日が最後の更新だったら」という気構えで書いている。