性格の悪い女性を許していきたい

本当に性格が悪いなあ、という女性に会ったことがない。

 

過去の記憶をむりやり掘り出せばいるのかもしれない。いま、破滅的な人は思い当たらないから、やっぱりそこまでの人はいる気はしない。

 

『東京喰種』という作品を読んだ。物語に出てくるほとんどの女性たちは、なんというか、こう、現実でいたら「完全に電波系だろこいつ」だと思える人たちだ。

 

問題は、彼女たちが自尊心が高くて、自由気ままに振舞っているように見えることだ。気ままに生きている人が好きだから、紙面上だと魅力的に見える。

 

落ち込んだときに、ジャン=リュック・ゴダールの『女は女である』をよく観る。

 

最初に観たのは、高校生のときだ。

 

あれから歳を取っても、考えが変わらない。女性にとって男って、そんなに必要なものなんだろうか。人生の喜びがステーキだとすると、男なんて付け合せのジャガイモくらいな気がする。

 

私のデフォルトの女性像が、賢くてわがままで奔放なせいもあるんだろうか。

 

さすがに、近寄ってくる人間を無差別・自動的に攻撃するような、オンラインゲームの敵モブみたいな人は御免だけれど、「性格が悪い」というのは、評価する人間の価値観によるところも大きい。

 

 すべての女性は、すべての男性にとって「だいたいめんどくさい」可能性はある。

 

それでも、できるかぎり女性には寛容でありたい。

  

ときどき放っておきたいなという意味も含めて、女性には寛容な態度でありたいし、わがままなのって別にそれくらいいんじゃないのって話。

 

フェアだったり、コントロール気性が薄い人だと、相手するのが助かるなあと思う。

 

タイトルは、釣りでした。