天気の熱帯

暑い日が続いて素晴らしい。

 

天気の話をすると、好きなのはうだるような暑い日だ。洗濯物がよく乾くような日差しの強い天候。

 

好みや人格は、高校生のときに触れたものからの影響が強くて、ガルシア=マルケスの『わが悲しき娼婦たちの思い出』のラストシーン、主人公と昔の女性が海を眺めながら農場で語り合う場面の蒸し暑さは心に残っている。

 

たぶん、熱帯に憧れがあるんだと思う。

 

いまは手元にないから引用できないとしても、いつかここに書いておきたい。それくらい印象的な会話なのだ。ああいう女性と自分も何度も会ってみたい。

 

まだ蒸し暑い日が続いてほしい。天気がよいということは、私にとっては、馬鹿みたいに晴れている日。