生きるうえでいちばん大切な、という前提

お世話になっている方の講義に呼ばれた。大学2年生の前で5分ほど話をした。

 

以前から私は「自分より年下の人たちに、アドバイスすることなど、まったくなにもない」と主張し続けている。

 

それでも、無茶振りというせっかくのご好意を無駄にするわけにもいかないから、無理やりなにかしら喋ってみようと思ったのだ。

 

正直なところ、生きるうえで大切なことは、前提として、存在しない。誰が決めるのだ、そんなもの。

 

信じたいものは、自分で決めてください。

 

だから、「生きるうえでいちばん大切なことは、自分にとって大切なことを自分で決めれるようになることです」と大声で言った。

 

勉強を続けていく意味(価値)は、ひとつはそこにある。価値観の種類も増えるだろうし、増えれば、真実と感じられるものが複数でてもくるだろう。

 

そんなときに、大切なものは、自分で決めれるようになっておいたほうが、なにかと健康的だよということ。

 

誰かしらのアドバイスを聞いたとしても、誰かしらに決めてもらったとしても、それを実行している自分は最後まで存在するから。

 

↓けっこう近いことを言っている

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