惰性と慣性

行為を続けていれば頭は慣性みたいにその計算をずっと続けるようになる。

 

将棋を数局やって、何度か負けると、熱くなって(Tiltして)、どうやったら勝てたかなと考え出していまい、その日は将棋の演算で頭がいっぱいになる。他の行動のクオリティはすべて落ちる。

 

優先順位からして、いちばんでないことに演算のエネルギーを費やすことは、惰性だって言い切ってしまっていいと思う。エネルギーとは注意が払われるところに注がれる。

 

だから、惰性って習慣のことなのだ。一瞬の惰性なんてないのだから。その行為が続いて、慣性がついて”止まらなくなって”しまったら、惰性なんだろう。急に止めるには、だから、それはそれでエネルギーがいる。

 

というわけで今日も論文読みましょう。