2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】14歳中学生に「ニートは社会の希望だよ」と説明してみる / 飲茶『14歳からの哲学入門』

まれに見る「ざっくり解説本」です。良書。 哲学・思想を書いた本でここまで「わかりやすさ」に振り切った本って存在しないんじゃないでしょうか。 [この本ってどんな本?] ・哲学の歴史がざっくりわかる、人にも話せるようになる本です。 ・ネットスラング…

身体への評価が自己評価を超える

今日も5km走った。身体も慣れてきたからタイムを測り出すのもよいと思う。 走っているときに気づいた。友人がびっくりするくらい私は自信があるジャンルとないジャンルが分かれている。このまま身体への評価が自分のなかで高まると、身体への自信が、平均的…

台風と筋トレ

台風が多いのもあって、外に出て走れていない。 家で靴下を履いているというのに、何もしないのも癪だから、筋トレをすることにした。 走るための筋肉は、走るだけではまんべんなくはつかないらしい。 度付きのゴーグルも買った。家では筋トレ、外では泳いで…

生きてはいけないという感覚

また自転車の調整をしてもらった。トライアスロン、本当に出る準備をしている。今年中には1回走る予定。太宰治の麻の着物じゃないけど、未来に予定があることに励まされることもある。筆頭は、音楽のライブチケット。楽しみに待つということは、幸福以外のな…

他人より経験が遅い

たびたび世間にまだついていけてないなと感じる。 エアコンの「ドライ」の意味が21歳までわかってなかった。茅ヶ崎を友人の名前と似てるからか「しがさき」とずっと読んでいた。銀行のキャッシング機能を知ったのも1年前だった。 大学に入るのも1年遅れたし…

オタクは知識顕示欲のタイミングずらすだけで話が上手になる

いかに自分に知識があるかを披露するのに必死になってしまうときがある。 「そういう話でしたら、〜という事例がありまして」とか、もっとオタクで例えるなら「あの監督って他の作品だと〜だから、今回の声優さんは〜だったりして」とか。 オタク同士ではよ…

腕時計を本当によくなくす

腕時計をとにかくなくす。電車、温泉、友人の家。いたるところで忘れる。高い時計を買う気になれないのはどうせ紛失してしまうからというのが大きい。 ヘッドホンもなくす。イヤホンもなくす。手袋もマフラーも。書いていて多いなあと思う。たぶん、身につけ…

【レポート】エンディング産業展に行ってきました

第2回となった日本最大のエンディング産業展(葬儀・供養・埋葬の専門展)*1に行ってきました。 レポートなり、思ったことなりはまた別日にして書きたいと思います。 ざっと思い出すと、手掘りの墓石を作ってらっしゃる会社様と、遺品整理をしている会社様の…

猫の退屈

猫と生活を始めて1ヶ月になる。名前は大臣という。 ひょんなことから住むようになった。一緒にいる時間も長いといえば長い。 彼の基本サイクルは簡単で、3つだ。寝る→遊ぶ→寝る→遊ぶ。その合間にご飯を食べたりもする。それで3つ。 基本があるなら例外も存在…

「人脈」ってなに?

「自分より格上で、自分のことを重視してくれている人」のことを人脈と習った。 本当にそうなのか。いつもより明るい道を通って、スーパーに行くあいだに考えた。 もちろん、そういった意味もある。けれど、「一緒にいると、いつもと違うことが起こる人」と…

来ない完璧、来る不完全

よっしゃやるかとブログを始めてみて、いまだに納得がいく更新ってあんまりない。 大作を書いてやろうと初期は思っていた。待てども待てどもよいものができない。毎日更新することを重視して内容は二の次にすることにした。いつかは納得がいくものが書けるで…

ナメクジと蜘蛛は殺さない

電動歯ブラシの電池が切れそうだったから、洗面所に行く。テレビからは、日本列島の下のほうに台風が3つもあると音声が聞こえる。 洗濯機の前に来たとき踵にぬるっとした冷たい感覚がわいた。完全に踏んでしまう前に足を上げる。猫がウンチでもしたんだろう…

挑戦したことが日々になっていく

毎日できるだけ書こうとしている。最近は書評にも挑戦している。 挑戦することは、怖い。できればやめたくなる。臆病だから、根っこの部分は変化したくはないんだと思う。 生きていることは、心臓が動いて止まるまでのただの期間だ。そんなことを小さな頃は…

コンビニでついお菓子を買ってしまうのを止める方法

「資格勉強のために節約がしたい。でも、昼休みのときについコンビニでお菓子を買ってしまう」と相談を受けた。 止める方法は簡単だ。「お菓子を買うときに、お菓子の値段に30を掛ける」のだ。 例えば、ポッキーが1箱168円だとするならば、168*30=5,040円。 …

【レポート】真山は永遠 / 『羽海野チカの世界展〜ハチミツとライオンと〜』

『羽海野チカの世界展〜ハチミツとライオンと〜』観てきました。最終日でした。場所は池袋。 感想としては、 ・サロンパス… ・色美しい ・ネーム、プロットの作り方 ・サロンパス… 水彩画材の近くに「ひつじゅひんです!」という言葉とともにサロンパスが置…

地元の神話体系に登場できない苦痛

生まれた病院はもうなくなっているし、住む場所を転々とする生活をしてきた。 地元という感覚のところがない。故郷って自負する場所もない。ふらふらとしてきた人生である。 いま住んでいる街は気に入っている。長々と暮らしたい。でも、性分からまた移動す…

孤独なのに寂しくない

本を読むために、人と会わない生活に慣れてくると、「孤独だけど寂しくない」という状況が起こる。 いってみれば、本と会話するのが楽しくなってくる。寂しさも学習するものだとわかる。感情はあくまで、「AならばB」のように状態認識とセットで引き起こるも…

静的な世界は書物のなかに

"32件の新着ツイートを表示"みたいに、SNSやニュースサイトを見ていると、際限なく情報が出てきて驚くことがある。 いまは文章の摂取がほとんど書籍からなのだ。書籍は読んでいる間に、それぞれのページに文章が増えることはない。静的な世界だ。 Webのダイ…

本当に「○○放題」は無限か考えてみた

本読み放題サービス、Kindle Unlimitedが、月額980円でAmazonから開始された。 本好きな人からすれば、読み放題なんて言葉は魅力的に映るだろう。 世の中には他にも、いろいろな「○○放題」がある。 どんなものがあったかなと、のんびり考えてみた。 それらは…