2016-01-01から1年間の記事一覧

挑戦したことが日々になっていく

毎日できるだけ書こうとしている。最近は書評にも挑戦している。 挑戦することは、怖い。できればやめたくなる。臆病だから、根っこの部分は変化したくはないんだと思う。 生きていることは、心臓が動いて止まるまでのただの期間だ。そんなことを小さな頃は…

コンビニでついお菓子を買ってしまうのを止める方法

「資格勉強のために節約がしたい。でも、昼休みのときについコンビニでお菓子を買ってしまう」と相談を受けた。 止める方法は簡単だ。「お菓子を買うときに、お菓子の値段に30を掛ける」のだ。 例えば、ポッキーが1箱168円だとするならば、168*30=5,040円。 …

【レポート】真山は永遠 / 『羽海野チカの世界展〜ハチミツとライオンと〜』

『羽海野チカの世界展〜ハチミツとライオンと〜』観てきました。最終日でした。場所は池袋。 感想としては、 ・サロンパス… ・色美しい ・ネーム、プロットの作り方 ・サロンパス… 水彩画材の近くに「ひつじゅひんです!」という言葉とともにサロンパスが置…

地元の神話体系に登場できない苦痛

生まれた病院はもうなくなっているし、住む場所を転々とする生活をしてきた。 地元という感覚のところがない。故郷って自負する場所もない。ふらふらとしてきた人生である。 いま住んでいる街は気に入っている。長々と暮らしたい。でも、性分からまた移動す…

孤独なのに寂しくない

本を読むために、人と会わない生活に慣れてくると、「孤独だけど寂しくない」という状況が起こる。 いってみれば、本と会話するのが楽しくなってくる。寂しさも学習するものだとわかる。感情はあくまで、「AならばB」のように状態認識とセットで引き起こるも…

静的な世界は書物のなかに

"32件の新着ツイートを表示"みたいに、SNSやニュースサイトを見ていると、際限なく情報が出てきて驚くことがある。 いまは文章の摂取がほとんど書籍からなのだ。書籍は読んでいる間に、それぞれのページに文章が増えることはない。静的な世界だ。 Webのダイ…

本当に「○○放題」は無限か考えてみた

本読み放題サービス、Kindle Unlimitedが、月額980円でAmazonから開始された。 本好きな人からすれば、読み放題なんて言葉は魅力的に映るだろう。 世の中には他にも、いろいろな「○○放題」がある。 どんなものがあったかなと、のんびり考えてみた。 それらは…

一生勉強を続けようと思っている1つの理由

それは、元・国会図書館館長、長尾先生の影響だ。 大学4年生のときに、筑波大学で図書館情報学系の集まりがあって、私はそこで発表をすることになっていた。 直前までテーマを決めれてなくて、つくばエクスプレスのなかでプレゼン資料は作った。 イベントの…

怠惰で神経質な人のためのバスマット不要論 〜お風呂を出たら、タオルを敷こう〜

お風呂場から出たら、まず行うことはなんだろう? そう、足の裏を拭く。 バスマット、足拭きマット。呼ばれ方はいろいろあるけど、今回はバスマットで統一する。 私は、バスマットは必要ないのではないかと思っている。 「洗面所をびしょびしょにしてもいい…

50年後、未来の友情

平均寿命が過去最高になった。男性80.79歳、女性87.05歳。*1 医療技術がいまよりも進めば、私も年をとったとき、想定される寿命がいくつになるか楽しみである。 長い年月つながりか、15年の付き合いになる小学校からの友人と、今日の昼食をともにした。 そ…

足りない情報量とアクセスできない不安

本屋に行くときに、軽い買い物だからと、パソコンもスマホも持って行かなかった。 家を出て、自転車で走っていたら、ぼんやりと不安になった。なんについてのものか、目的地につくまで考えたのだけど、情報量が足りなくなる不安なのだと思う。 行き慣れた書…

諦めるときの基準がほしい

また一つ諦めた。Amazonでタイムセール中のUS配列キーボードだ。 理由は「必要であると確信できないため」だ。 それは、なんとなくのものである。「同額を違うものに投資しなおしたかった」とかも原因に入る。 そのなかで、目的から考えておけばよかったな、…

嘘をつくのに抵抗がない人

「嘘をつき続ける生活」、「すべてのことに正直に答える生活」。 1ヶ月、やりぬくとしたらどっちが楽だろう? 小学3年生のとき、隣のクラスに、「生まれてから1回も嘘をついたことがない」という人がいた。 通っていた小学校は、漁港の脇の3、4メートル盛り…

新規事業計画書から学ぶ、物語の「嘘っぽさ」

大学時代の友人と数年ぶりに再会をした。 お互いマンガの『HUNTER×HUNTER』が好きで、学部事務室の隣にある異様に長いベンチに座り、次のストーリー展開はどうなるかをよく話し合った仲だ。 エンジニアになった彼は、会社員をやりながらときどき趣味でWebサ…

習慣が未来をデザインする(例えば、くしゃみ)

16年間、続いている習慣がある。「追加のくしゃみ」だ。 「奇数回のくしゃみをしたら、わざともう1度くしゃみをして、偶数回に戻す」。 1回のくしゃみだったら、もう1度追加して、合計2回分したということにする。 「奇数のくしゃみは悪い噂。偶数ならよ…

死ぬ前から葬儀について

江戸時代に活躍した国学者の本居宣長は、自らの葬儀において、棺桶の運び方まで生前から書いておいたらしい。それに倣うわけではないにしろ、そこまで細かくではないにしろ、自分の葬式について希望することをここに書こうと思う。 「いい歳して」という表現…

apple girlに告ぐ

「omamori wo kudasai」とSkypeのチャット欄にメッセージがあった。 相手の名は、apple girlというおそらく女性。 理由はわからないが、とにかく日本のお守りがほしいのだと言う。お守りだったらなんのためのものでもよいらしい。詳しいことは一切教えてくれ…

人工知能がプロ棋士に勝つことについて

GoogleのAlphaGoが、トップ棋士に勝ち3ヶ月ほど経つ。将棋も、いつかは人工知能に完全に勝てなくなるときがくると思う。将棋も論理を追求するゲームだ。コンピュータの演算に乗せれるものには、人間は勝てない。 そのなかで、プロ棋士が人工知能に負けるこ…

将棋について

ゲームの完成度は、ルールの完成度で決まる。 ポーカー、花札、カタン、麻雀、バックギャモン、人狼、モノポリー。世界には、数えきれないほどのゲームが存在する。そのなかで、将棋の完成度を超えるものには出会ったことがない。 9×9の81マスのうえで、…

「永遠」という言葉について

永遠という言葉には、2つの用途がある。 1.終わりがなく、ずっと続くこと 2.感覚の程度の表現として、「すべてを上回るものであること」 1に関して言えば、永遠というものは存在しないと思っている。永遠を保証するには、永遠を記憶する人間が最終的に…

「全体」という言葉について

「全体」を、なるべく疑うようにしている。 状況によって、人によって、意味するところがズレるからだ。 政治家にとっては、マスコミを警戒して帳簿の見直しを行った故郷の選挙事務所かもしれないし、裏切り者が出て急いで身の振り方を考えなければならない…