走る、踊るは似ている。書くことはどうだろう?
いままで、行為として<考える>と思っていたことが、まったく違うものなのではないかと疑問がわいた。
きっかけは、走っているときだ。
考え事(たとえば老害について)をしていると、ペースが続かず、歩いてしまう。
身体で考える感覚だと、走れる。
今日まで考えていたことは<考える>ではなかったことになる。頭で<考える>というのが以前の感覚ではある。それにしても、身体で考えてる感覚にに比べて、<考える>は浮かんでくるイメージが暗い。楽しくない。
一方で、踊ることは走ることに、とても似ていると思った。
強く地面を踏みしめるリズムが、一定の鼓動を刻みつづけるダンスに近いからだ。気づいてから走るのがより楽しくなった。思いっきり大地を蹴りたくなる。
書くことも、踊るようにできるといい。これから研鑽を積んでいこう。書くことに、<考える>ことは不要なんじゃないかとすら思っている。